2022年7月18日、完結しました。
表紙イラストは「帳カオル」様に描いていただきました……!眼福です(´ω`)
https://twitter.com/tobari_kaoru
※悠木シリーズは現在同じ表紙で統一しています。
<注意事項>
7th memory以降、閲覧注意箇所複数存在予定。
人体系、グロ系苦手な人は7th memory以降の閲覧はお勧めできません。
※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
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私を、闇色の沼から見つけてくれてありがとう。
少しの間でも、光を見せてくれてありがとう。
幸せだった。
でも同時に不幸だった。
そんなことを考えていた私を、どうか見つけないで。
どうか、手放して。
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<冒頭>
私は、あなたから逃げたかったのです。
今すぐに。
あなたに、自分の全てを捕らえられてしまうのが嫌だったのです。
私の人生は、私だけのもの。
だから、どうかお願いします。
決して、私を見つけないでください。
探さないでください。
私は、そのために、私の全てを捨てていくのですから。
<登場人物> 人物に関する情報が出てきたら追記していきます
畑野凪波 はたの ななみ(28) 主人公。過去の記憶を失っている
海原朝陽 かいばら あさひ(28) 凪波の婚約者。今話題のりんご農園の経営者
一路朔夜 いちろ さくや(35) 類稀なる美声と演技力を持つ、誰もが知る超人気声優
藤岡実鳥 ふじおか みどり(28)凪波の親友。シングルマザー
悠木清 ゆうき きよし(??)凪波の主治医
coming soon...
一部抜粋。お好みの方がいらっしゃれば応援いただけると励みになります。毎日更新予定
記憶喪失ヒロイン×三角関係のお話です。
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↓こちらの作品と繋がりあります
「天才御曹司が、私へのストーカーを死ぬまでやめてくれません 〜マイナス余命1日〜」
https://www.berrys-cafe.jp/pc/book/n1638917/
- あらすじ
直前の記憶は高校の卒業式の日。その次の記憶は、なんと10年後のもの……?
目が覚めた時、10年の記憶を全て失った状態で病院で目覚めた凪波は、何か大事なものを失った気がして、毎日怯えるように暮らしていた。
それからすぐ、親たちの勧めもあり、ずっと自分を想っていたと言う幼馴染の朝陽との結婚が決まる。
ある夜、記憶が途切れる直前の場所である駅のホームに立ち寄った凪波は、突然知らない男性にキスされて……?
目次
- 0th memory
- 1st memory あなたのことは知らないはずなのに、あなたのキスは覚えてる
- 2nd memory 他の男に盗られるのを、僕が黙ってるはずないでしょう?
- 3rd memory 例え君に記憶がなかったとしても、僕には関係ない
- 4th memory 僕は、君を失うことができるのか?
- 5th memory 記憶を無くした私でも、あなたは愛せるのですか?
- 6th memory これが、罰の始まり
- 7th memory 奇跡を創りし者
- 8th memory 最も残酷なのは誰?
- 9th memory 1日は、過去を受け止めるにはあまりにも短すぎる
- 10th memory どんなに汚いと蔑まされても、愚かだと笑われても……
- Last Memory それでも選ばなければならない時が、来てしまうとしたら