捨てられママでしたが、天才外科医に独占欲全開で溺愛されています

始まり

私たちは総合病院の循環器という心臓を専門とする科で働いていた。

たまたま同じ当直で、帰りが同じ時間になったことがきっかけで話すようになった。

とても気さくな彼にご飯に誘われるようになり、彼から告白された。

彼はイケメンだし、みんなからの期待を背負った優秀な心臓外科医。
ただの看護師の私は遊びなんじゃ、と思い警戒していた。
医者なんて看護師食べ放題でしょ?なんて彼を信用していなかった。
そんな私を彼は「医者と言ってもそんなにモテないさ。仕事柄連絡もまめじゃないし、すぐドタキャンするし。ドタキャンも連絡入れないことさえあるからさ」と笑っていい、「君はそれでも俺を受け入れてくれるかい?」と言っていた。
俺を信用出来るまでは君には手を出さないよ。
でももっと知って欲しいから友達以上になろう。

私たちはなんとなくご飯を食べに行ったり、メールしたり…お互いの話をするようになった。

私は彼を医者として尊敬している為どこか緊張してしまうが彼の気さくさに私の心はほぐれていった。

彼の申し出から半年後。
私たちは正式に付き合うようになった。

もともと恋愛に溺れてしまうような性格ではない。
どちらかと言うと溺れたいが冷静な自分がいてセーブさせてしまう。
彼のことが好きになったけれどなんだか盛り上がりに欠ける、のかもしれない。
でもそんな私に不満がないのか彼も淡々としている。
かと言ってうまくいってないわけではないと思う。
私たちなりのスピード感で私たちの恋愛を深めていってるんだと思っていた。



< 3 / 103 >

この作品をシェア

pagetop