今日も君に恋焦がれる
「俺は別に。」



なんて適当に答えたが、断然胡桃先輩だ。


何?二ノ宮?あいつそんなにいい女か?俺の中では周りが騒ぐほどの女ではないんだけどな。



「さっさと二ノ宮と付き合えよ。そんなもったいぶんないでさ〜。羨ましいな〜」



勝手に羨ましがってろ。誰が二ノ宮なんかと付き合うかよ。



「あ〜…七瀬先輩と飲む機会さえあればな〜…この前も相当酔ってたみたいだし?あの感じなら誘いに乗ってくれそうなんだけど〜」



と言う矢野の頭を叩くほかない。
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