《続編》バツ１子持ち、それでも大好きだよ先生！

第十一章

新婚生活

沢田一輝の妻になった沢田華只今妊娠３ヶ月。



つわりはまったくなく、お腹もまだ出ていないし、



いたって普通の生活をしています。



先月父のところに双子の男の子が生まれた。



父たちは今アメリカに住んでいる。



父から赤ちゃんを嬉しそうに抱いている写真が送られて来た。



私の弟になる。



この年で兄弟って微妙だ。


私が子供を生めば、この赤ちゃんたちはすぐに叔父さんになる訳だよね。



母のとこは7月が予定日。


母はかなり大きなお腹をしている。



10ｷﾛ太った母はもう女優の水嶋カオリとは思えない。


37才になった母は、｢私は華と違って、高年齢出産なんだからね。｣ブツブツ文句を言ってる。



隼人さんが、『カオリ大丈夫だから、出産には僕も立ち会うから何も心配しなくていい。』



10ｷﾛ太った母を軽々と持ち上げ、『カオリ疲れただろう早く寝るといい。』



隼人さん母は朝から寝ていました。



だから私が掃除洗濯をしに来た訳ですよ。



『華ちゃんいつも済まないね。一輝は今日も遅いの？』



そうです。毎日帰りが遅いんです。