あたしはセブンー秘密の花園ー
アンの夢の家
[アンの夢の家]

グリーンノヴァに日差しが差し込みヒースの野が風に揺れます。

あたしセブンはピクニック。

「赤毛のアン」を読みます。

今は「アンの夢の家」を読んでいます。アンも夢の中に本を持っているタイプだったに違いありません。それを想像すること自体が世界を色づいたものにします。

アンが持っていた夢の中の本は何だったのでしょうね。素敵な世界を感じること。あるいは冷涼とした世界を感じること。(でも少なくともグリーンノヴァでは夏の眩しい日差しの世界がある限り幽霊は目立って出てきませんよ)

人間とはおかしな動物の一つです。一人きりで本を読んだり、空想の世界を想像したりすることがのちに空想が好きな人々を集めるものでした。

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