世界で一番大好きです。

逢いたい


放課後、私の机の周りに渋谷君とくるみちゃんが来てくれた。



「で? 如月君とこ行くの?」



くるみちゃんの質問に、私は頷く。



「でもなぁ、どこにいるか分からへんのよ?」


『それでも、絶対行く。』


「あそ」



ねぇ、如月君。


私には、素敵なお友達が2人もできたんですよ。


これもきっと、如月君に出逢ったおかげ。


好きなんです...どうしようもなく、好き。


どこにも行かないで欲しい。


如月君...私、如月君に伝えたいこと、たくさんあるのに。


如月君を想うと、なぜかとても泣きたい気持ちになります。


嬉しい気持ちにもなります。


いろんな感情を教えてくれた。


早く、早く逢いたいです...。
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