桜が舞い、君に出逢う。

決心

「っ!?」

驚きで声が出なくて、目を見張った。

普段の鏑木くんとは思えないくらい、真剣な表情。

(冗談じゃ、ない…。)

直感的にそう思ってしまった。

嘘をついているとは思えない真っ直ぐな眼差しに、心が揺れる。

「…なんて、急に言われても困るよな。返事はいいや、けど…また、俺とも仲良くしてくれ。」

鏑木くんの気持ちに答えられない分、精一杯の笑顔で頷く。

「もちろんっ!」

鏑木くんと話してやっと気持ちに整理がついた。

私、ちゃんと蓮くんと話し合いたい!
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