桜が舞い、君に出逢う。

君のお家と私服

「いらっしゃいませ!結城家の御三方!」

大和君の家の門を開けると、

ずーっと怖そうな男の人達が並んでいた。

(いらっしゃいませって合ってるのかな。)

「若はこちらです!」

食堂で見た、金髪の怖い男の人が

声を張り上げて扉を開ける。

部屋は和室で、茶色いテーブルの向こうに、

大和君と、大和君の

お父さんとお母さんがいた。

(待って、大和君家だと着物なんだ!)

初めて見る大和君の私服に興奮しつつも、

お母さんから習ったマナーで

相手に失礼のないように行動する。
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