被害者はいつも子供‥‥‥〔ありがとう、親父〕《実話》
最後に‥‥‥
勿論親父への尊敬や、感謝の気持ちはオカンには全くない。あまりにも親父は偉大すぎる‥‥‥
それでも、オカンを心底恨んだ事もない‥‥‥会わない間ずっと想ってくれてたし、俺たちを捨てた事を後悔もしてくれた‥‥‥
俺自身、同じような経験を今現在している‥‥‥自閉症の子を抱え、親子二人で毎日悪戦苦闘している‥‥‥勿論言葉が出ない為、なかなかコミュニケーションはとれない‥‥‥
だが、時折見せてくれる笑顔や、一日に疲れて眠る笑顔、それを見せてさえくれれば本当に救われるし頑張れる。親子の絆を、自閉症の我が子が改めて気付かせてくれた。
最後になりましたが、親と子供と離れてしまったみなさん、特に我が子と離れてしまったみなさん、それでも我が子を愛する事を絶対に忘れないで下さい。それが子を持つ親の使命でもあり、当たり前の感情だと思いますから。
逆にそれ以上に大切なものなどこの世には存在しないと、僕は思います。
~ END~