囚われて、逃げられない
再会する
「見ぃつけた!!!」

野々花の会社前の広場。
野々花が昼食を買い、入っていく姿があった。


その姿を少し遠くから確認した、泰氏。
泰氏の呟きが小さく響く。





「フフ…もうすぐ、逢える!」






これは、眉目秀麗、頭脳明晰な泰氏と、地味で目立たない野々花の━━━━━

異常な程に、重すぎて深すぎる愛の物語。



野々花は泰氏の征服から逃げられない。




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