摩訶不思議
栞の話
水曜日***
お母さん達には栞が来るので、帰ってもらう事にした……。
「友子。お見舞いが遅くなってゴメンね!体は大丈夫なの?」
「しおり〜! 私大変なのよ〜助けて〜」
「何かさ、聖一さんが記憶が抜けてるとか何とか言ってたけど〜?」
「そうなの! 不思議な事が…
信じてもらえないかも知れないけど……」
っと、私は栞に 朝岡友子の話しをした。
栞はビックリしていた。
「栞、私は…朝岡達彦とお付き合いしてた?」
「うん。デパートに入社して私達は冬のボーナスでシンガポールに行った時の添乗員が朝岡さんでさ〜
友子はイケメンの添乗員さんだから、ツアー中も帰って来てからも東京の朝岡さんに電話もしてたし、
とにかく猛烈にアタックしてさ〜
朝岡さんが折れたカタチで遠距離恋愛のお付き合いが始まったんだけど…
友子宛てに朝岡さんの奥さんから手紙がきたのよ!」
「は? 奥さん?」
「そう! 朝岡さんは友子に独身の振りをしてお付き合いしてたの!
友子は騙されてたというか利用されたというか……
友子はさ〜、
奥さんに朝岡さんが既婚者とは知らなかったとお詫びの手紙を出して謝ってさ〜奥さんに許してもらったんだわ。
そして、朝岡さんには好きな人が出来たから別れたいって言ったら、すんなり別れてくれたらしい。」
お母さん達には栞が来るので、帰ってもらう事にした……。
「友子。お見舞いが遅くなってゴメンね!体は大丈夫なの?」
「しおり〜! 私大変なのよ〜助けて〜」
「何かさ、聖一さんが記憶が抜けてるとか何とか言ってたけど〜?」
「そうなの! 不思議な事が…
信じてもらえないかも知れないけど……」
っと、私は栞に 朝岡友子の話しをした。
栞はビックリしていた。
「栞、私は…朝岡達彦とお付き合いしてた?」
「うん。デパートに入社して私達は冬のボーナスでシンガポールに行った時の添乗員が朝岡さんでさ〜
友子はイケメンの添乗員さんだから、ツアー中も帰って来てからも東京の朝岡さんに電話もしてたし、
とにかく猛烈にアタックしてさ〜
朝岡さんが折れたカタチで遠距離恋愛のお付き合いが始まったんだけど…
友子宛てに朝岡さんの奥さんから手紙がきたのよ!」
「は? 奥さん?」
「そう! 朝岡さんは友子に独身の振りをしてお付き合いしてたの!
友子は騙されてたというか利用されたというか……
友子はさ〜、
奥さんに朝岡さんが既婚者とは知らなかったとお詫びの手紙を出して謝ってさ〜奥さんに許してもらったんだわ。
そして、朝岡さんには好きな人が出来たから別れたいって言ったら、すんなり別れてくれたらしい。」