愛しの彼に溺愛~石油王の場合~
強制同棲開始!?
━ちゅんちゅん

太陽がまぶしい…。


「…んん?」


私の家のベットってこんなに広かったっけ…。
ってこのベット、それにこの香りは…!


「起きたか?」


やっぱりアキさんの家!?
えっと、落ち着け。
昨日たくさんのお酒を飲んで、マスターに話を聞いてもらって…。

そうだ。

私寝ちゃってたんだ。
それでマスターがアキさんを呼んだんだ。


「…おはようございます」


私は痛む腰をかばいながら布団に顔をうずめ答えた。


って、あれ?

腰が痛い?
なんで!?


「まさかだとは思うが、昨日のこと覚えてないのか?」
「昨日のことって…えっと、ちょっとまってください!」


頭を振って冷静になる。
少しずつ思い出す昨日の出来事にどんどん顔が青ざめていく。

そうだ。

私アキさんに迷惑をかけて…!


「その顔は、全部思い出したみたいだな?」
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