辺境伯を父に持つエミリー・メイルランドは、
薬師を目指してエトリックスクールで学んでいる十六歳の女の子。

勉学に励む傍ら、三年前に知り合った
美麗な彼、フィデルに淡い恋心を抱いている。


ある日、大聖樹を見学する許可が国王から下り、
クラスメイト達と共にエミリーは城へ向かう。

そこで大聖樹を管理する聖女の代替わりとされる聖女遷移が起き、
エミリーの運命が大きく動き出す。

次期大聖女はエミリーだとする王立薬師院と、
現大聖女の孫エスメラルダであると主張する聖女院。
そしてエミリー本人は薬師になりたいため、断りたい。

板挟みにあう中、大聖女だけでなく王子の花嫁の話まで飛び出して……。


「レオン様の花嫁にとのお話は、ついで大聖女の件も、
謹んでお断り申し上げます!」


きっぱりと断ったが、そこで物事は終わらなかった。

エミリーは無実の罪を着せられて国外追放となり、
その道中、命を狙われてしまう。


なんとか助かったものの、


「ど、どういうこと。なんで私、子供になってるの?」


目覚めれば、エミリーの身体は小さくなってしまっていて……。




21/08/06 完結

この作品のキーワード
薬師  聖女  王子  花嫁  幼児化  溺愛