「ごはんね!」

「家づくりですね!」

 息が合っているようで、合っていない。

 せっかくのやる気がシュワっと溶けてなくなってしまいそう。

 怠惰の弟・ベルフェゴールでもあるまいし、とベルはため息を吐いた。

「わかってないわね!」

「姫さまこそ!」

 レティがベルに仕えるようになって、どれくらいの時が経っただろう。

 捕まえた時は大きな尻尾を抱えてビービー泣くことしかできなかった彼女は今、ベルよりも目線が高い。

(幼女化しているから当然ではあるのだけれど……それでもなぁ……)