――黎華街――
昼間でも危険だと言われているその暗く華やかな街。
美桜は月に一度その街に住む叔母に届け物をしていた。
叔母の言うとおりにすることで安全が保障された道中。
ある日、友人の願いを叶えたことで――
その安全が崩れた。
******❁******
助けてくれたのは花のような人
赤いピアスが似合う
寒々しい青い瞳を持った
金色の男
でも彼は
「言いつけを破った赤ずきんは、狼に食われるに決まってるだろ?」
花であるとともに
狼だった――
そして明かされていく彼の秘密。
あたしは、あなたと共にいたい。
start→’21/08/26
end→’21/10/13
加筆修正完了→'22/04/14
☆九日間、総合一位!ありがとうございます!☆
多少暴力的表現が含まれます。
苦手な方はご注意ください。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。