「――お前も、私が邪魔なら遠慮はするな。最も、お前に私が殺せるとは思わないがな」

 ユリウスのひどく凍えた声に、鋭い眼差し。

 受けるのは、青ざめて色を無くしたセルジュの強張った顔。

 柱の陰に身を隠すマージェリーは、あまりな光景にわなわなと震えた。

(なんで……。なんで、こんなことになっちゃうのーーー!?)