「……なるほど。参加しなければ、俺の分まで弟に食べられるということか」

「そうなりますわね。考えようによっては」

 理解が早くて助かる。ぐぬぬと顔をしかめる彼に、マージェリーは悪役令嬢らしく意地悪く笑う。

 そして、究極の選択を突き付けた!

「好きな女の手料理か! セルジュ様とのダブルデートから逃げるか! どちらを選びますか、ユーリ様!」

 ユリウス王の、答えやいかに――――?