地味子な私が猫被りな御曹司と無表情な同級生に溺愛されています。
周りの変化
ちーくんとの関係
その後。順調に話は進み婚約することになった。
………あれ?婚約?ちょ、ちょっと待って?私ってつい最近失恋したばっかりだよね?
なのにこんなにすぐ新しい人に乗り換
えるみたいなことしていいの!?
「真彩さん。今後もよろしくお願いします。」
「え。あ…はい。」
……本当に決まっちゃった。
その後からはよく覚えてなくて気づいたら朝で自分の部屋で眠っていた。
あの後、どうなったっけ?覚えてない…。失礼なことしてなかったらいいんだけど。
私がふと時計を見ると針は8:00を指していた。
う、嘘!寝坊!?
私は急いで制服に着替えて、朝ご飯を食べた。
「あら?まだ、学校に行ってなかったの?」
「うん!いってきまーす!」
私は走って学校に向かった。
あれ?なんだか景色が見えにくいな…
私はこの時点では気づかなかった。急いでいて眼鏡をかけるのを忘れていたと言うことを。
学校に着くといろんな人から見られた。
……?なんだろう。なんか変なところがあるのかな?
私は自分の服装を確認したが変なところはなかった。
ん~まあいっか。
私は特に気にせず教室に入った
扉を開けて席に着くまでにもいろんな人から見られた。
「なあ。あそこって水無瀬の席だよな?」
「水無瀬さんってあんなに美人だったの!?」
と言う声は私の耳には届かなかった。