天空の姫Ⅱ ~二人の皇子に愛された娘~
第二章

二千年前の記憶

------------------------------------
【二千年前 天界】


天界に一人の天女が降り立った。


「「「天に感謝を!天女に慈悲あれ!!」」」


天宮に降り立った天女は、天帝や天后その他、神官からも礼を尽くされるほど高貴な存在だった。


「皆の者、立ちなさい」


天女が声をかけると天帝をはじめとした者が全員顔をあげた。


天女は全知全能を司り、圧倒的力ですべてを癒すことができる。


天女は降り立ってすぐに自分の行く道がわかった。


歩き天宮を去ろうとする天女を一人の神官が引き止めた。


「天女様どちらへ?」

「馬鹿者!天女の行方を阻むことは天に背くことと同罪だぞ!!」


すぐに天帝の怒号がし神官はその場にひれ伏した。


「お助けを天女様!」

「立ちなさい。私は構いません」


< 75 / 255 >

この作品をシェア

pagetop