「都麦…都麦……大好きだよ…」
「んんっ…刹那、さ……」

マンションに帰ってきた刹那。
そのまま都麦を寝室に連れていき、ベットに押し倒した。
何度も果てて、都麦の身体は震えているのに更に求めていた。

「都麦、もっと愛させて……」
「刹那、さ……も…だめ…」
「お願い…もう、一回だけ……
止まらないんだ…都麦が、こんな俺を受け入れてくれたから……」

都麦が自分から放れられないのはわかっていても、やはり不安は拭いきれなかった刹那。
もし“離婚”なんて事になれば、監禁してでも放さないつもりだった。

でも受け入れてくれた事で、刹那の中にある狂愛が膨れ上がっていた。

加速していく━━━━━━
都麦への想いが、少しずつ………


「刹那さん」
「ん?どうした?」
「“つむちゃん”って呼んで?いつもみたいに」
「つむちゃん」
「刹那さんを受け入れるけど、やっぱり“僕”って言ったり“つむちゃん”って呼んでくれる刹那さんがいいな」
「うん、わかった!」

「でも、もし…私が刹那さんを受け入れなかったら━━━━━」
「ん?」
「ううん。何もない」

「放さないよ、絶対に……!
……………つむちゃん、寝ようか?
疲れたでしょ?今日はいっぱい抱いちゃったし……
ほら、いつもみたいに頭を撫でてるからね……!」
「うん…おやすみなさい…」
「おやすみ…」
都麦は刹那の腕枕で頭を撫でられ、心地よく眠りについた。

しかしすぐに目が覚めた都麦。
「んん…」
刹那は眠っていた。

しばらく刹那の綺麗な寝顔と、魔王の刺青を見つめていた。
「刹那さん、もし私が受け入れなかったらどうするつもりだったの?」
先程聞けなかったことを呟いた。

「それにまだ、聞きたいことが……
由利ちゃん達は、本当はどうなったの?」

“受け入れる”
本当はこの言葉は、適切ではない。

“放れられない”のだ。
もう既に刹那に心が囚われていて、放れるという選択肢がないだけなのだ。

でも本当は、怖くて堪らない。

きっとこの物腰の柔らかい美しい人は、都麦の想像を越える最低な人間なのだろう。

そうゆう意味で言えば、刹那を“受け入れられない”都麦。
刹那の口から、残酷な言葉が出てくるのではないかと……

だから刹那に核心をつけられずにいた。