俺には、大切な人間が二人いる━━━━━━

一人は、幼い頃から双子のように助け合って生きてきた男。
“春日 一徹”
俺の大切な親友だ。

もう一人は、一徹の妻・“由那”
俺が、初めて本気で好きになった女性。

だが、一徹の女を奪おうなんて考えたこともない。
裏の王“神”と呼ばれている俺が唯一恐れる男で、大切な親友の女だから。

でも天使ちゃん(俺は由那のことをそう呼んでいる)は、残酷に俺を翻弄する。

【命さん、可愛い~】
【私も好きです、命さんのこと。友達としてですけど。私だって大切です】

そんなこと言われたら、益々心が奪われるじゃん!





天使ちゃん以上の女に、もう…一生出逢えないと思っていた。
俺には、恋人はできないと━━━━━━━




でも、出逢ってしまった。


愛する女に…………



裏の世界の王・神石 命は、征服欲が強い。
そして命の愛情表現は、異常で深くて、甘い━━━━━


「ねぇ、俺のこと“好き”だよね?
俺は好きだよ。好き、好き、好き、好き、好き、好き、大好き……!
……………愛してるよ……!」