「あんた、自分がないんだな」


出会って間もないのに、彼はそんな冷たい言葉を投げつけてきた


悔しくて、見返してやろうって思ったのに


私はなにも変われなかった


彼の言う通り、私にはなにもなかった



「先のことばかり見る必要はないんだよ。今やりたいと思ったことをやればいい」



次にくれたのは、優しい言葉だった



そして少しずつ、私の中で彼の存在が大きくなってきたころ


「俺の未来に、お前はいらない」


彼は、私に刃物のような言葉を残して、私の前から姿を消した


私が勝手に思い描いていた彼との未来は、簡単に消えてしまった──








親からの重圧により、自分を見失った少女
織部真央ーOribe Maoー


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自由の象徴のような不良少年
久我侑生ーKuga Yuuseiー






“好き”は生きる意味となり、“願い”は生きる糧になる──


もがきながら生き方を探す少年たちの、切ない青春ラブストーリー






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