SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
社長と一夜
私の家系はお酒の強い家系。結局、二人でコースメニューを食べながら、ワインを三本飲み干してしまった。

「・・・社長、大丈夫ですか?」

「早波さん…リラックマだ・・・」

普段は冗談を言わない社長が泥酔して別人のように私を笑わそうとダジャレを連発した。


「社長…部屋はもうすぐですからね…」
私は千鳥足の社長を火事場の力で引っ張って、部屋まで運んだ。



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