「周寧くん、大丈夫? キツくない?」

「うん、全然大丈夫です」


 待ちに待った体育祭の朝、嫌いな早起きをして今は周寧くんと更衣室で衣装の最終確認をしている。


「良かった……じゃあ、これで大丈夫だね。私出てるから着替えていいよ」

「時間まだあるから、着替える前に……もっといてほしい」


 周寧くんにジャージの裾を引っ張られて頷くと床に二人並んで座った。

 すると周寧くんは急に後ろから抱きつきヒョイっと私の体を彼の膝に乗せた。



「周寧くんっ!?」

「なんですか?」

「あの、おろしてくれないかしら……なんか恥ずかしい」

「誰もいないから大丈夫ですよ。カーテンも閉めてあるし鍵もかけときました」