クールなイケメン総長さまの溺愛には注意です!

こんなに色んな人に大事にされてるなんて思わなかったから、暴走族に狙われて良かったななんて思ったりもした。


太陽とは……あれからもたまに一緒に帰ったりするけど前ほど一緒にはいなくなった。たまり場にだって行ってないし、みんなにも会えてない。



「面白がってないよ。本気で心配してるの。秋葉くん、かっこいいし、他にも狙っている子、結構いるんだから」


「それはわかってるよー」



私があまり関わらなくなった日から女の子達が太陽に近寄ってくるようになった。


まぁ、太陽は興味がないのかいつも寝たフリしてるんだけど。


それでも私はハラハラしっぱなし。


いつ太陽に彼女ができてもおかしくないんだもん。


太陽とキスはしたけど……告白はまだだから。それにちゃんと好きって言われたことがないし、不安すぎる。



「はぁ………しょうがないわね。私が愛華に魔法をかけてあげる」


「………魔法……?」
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