子供のままの男に恋した。

嫌味?

 翌日は、休みで、近くの探索のため、ショッピングモールに行った。
 ブラブラ歩いていると、
「あっ、チビ天ちゃん。」
声のしたほうに目をやると、森くんだった。

『チビ天って何?』

「お疲れ様です。今なんて呼びました?」
「小さい天音ちゃんだから、チビ天ちゃん。俺が名付けた。」

『なんだ、そりゃ。ムカつくなぁ。』

「イラッとした?可愛い。(笑)」

「では。」
「ちょっと待ってよ。」
「何か?」
「一緒にごはん食べようよ。」
「なんでですか?」
「俺、一人でごはん寂しいなぁって思ってて、たまたま、チビ天ちゃんみつけたの。お願い。」
「わかりました。いいですよ。」
「ありがとう。」
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