ひまわりが枯れるとき、ライオンは…
幸せの日に、ひまわりは…
「陽葵李おはよー!」

「おはよ!陽葵李。」

『みんなおはよう。イン○タ見たよ、みんなの浴衣姿すっごく可愛かった!』

「ありがと!」

「来年は陽葵李も一緒だからね。」

『うん!』

いつも通りの日だった。

女子たちは花火大会のときの話で盛り上がっていた。

『六花、おはよう。』

「おはよ…。」

『大丈夫?なんか、元気なくない?』

「普通だよ。」

檜山さんだけ、いつも通りではなかった。

明らかに、高野さんへの態度がいつもと違った。



「おっはよー!優!」

「おはよう。海人。」

「そういえば優、花火大会の時大丈夫だったのかよ?具合悪かったなら言ってくれれば良かったのに。」

「全然大丈夫だったよ。心配かけてごめんね。」

「今度一緒にいて具合悪くなったらすぐに言えよ?」

「わかった。ありがとう。」

「おう。あと、優また中間試験の対策頼んでいいか?」

「そっか、もう2週間後か。」

「頼む。」

「わかった。一緒に頑張ろう。」

「ありがとう、優!」

「早速、今日の放課後からやる?」

「おう!」
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