幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜

我慢出来ずに朝陽から離れて振り向く。


だけどちっとも嫌な感じはしなくてもっとしてほしいと思ってしまった。


………って、朝陽は何を考えてんの!?


好きでもない人にこんなことしないでよ。


今日だって想いを伝えるはずだったのに。



「………う、……ふぅ、朝陽の……バカぁ……ひっく……」



耐えきれずに涙が流れる。私に優しいと思ったら時には私をからかったり。


人の心を弄ばないでよ。


いっぱいいっぱいになった私は次々と流れる涙を拭う。



「………泣くなよ。な?」


「………ん!」



朝陽はまた私に近づいてペロッと涙を舐める。



「今日は悪かったな。心美の話を聞けなくて。今度改めてちゃんと聞くから。今日はこのくらいで勘弁してくれ」


「ちょ、朝陽………んっ!」



朝陽は私を倒して少し強めのキスを私のくちびるに………それを落とした。
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