幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜

お風呂で髪を洗い、サッとお風呂から上がるとホカホカと温まっていて寒気なんか吹き飛んだ。


………ふぅー、桃菜ちゃんの家のお風呂、広くて気持ちよかったな。


ウチはアパートなのでかろうじてお風呂はあるものの、狭いのでそこまでゆったりできない。こういう一軒家のお風呂は何年ぶりだろうか。


桃菜ちゃんに借りた洋服を着て、部屋に戻る前にお母さんに挨拶とお礼を言ってから2階に上がる。


ーガチャ。



「お、上がってきた?」


「うん。ありがとう。お風呂、気持ちよかったー」


「そう?なら良かった!あ、ドライヤーここに置いてあるから使ってね。私、ちょっとコンビニでお菓子買ってくる」



ドライヤーを指さしすと立ち上がり、ショルダーバッグを肩にかける。



「え?また出かけるの?今出て大丈夫なの?」


「すぐ近くのコンビニだから。心美ちゃんとお話しようかなって思ったんだけどお菓子とか切らしてたから。ちょっと行ってくる。適当にくつろいでて」
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