幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜

考えていることがわからなさすぎてついていけない。


ここにはたくさんのヤンキーが後ろに構えている。まさか、と嫌な思いが頭をよぎった。



「人数少なくて悪かったなぁ。お前らを倒すのはこの人数で事足りるんでね」



改めてSkyblueのメンバーを見てみると、小川くん、伏見くん、渉くん………などいつものメンバーがいて、朝陽を入れても6人しかいなかった。


少し心配したけど私は彼らが強いことは知っている。だからcheaterがどんな人数で責めても必ず勝てると私は思っていた。



「へぇ。いい度胸してるじゃねーか。おい、お前ら、やれ!」



「「「うぉぉぉ!」」」



山本の掛け声と共に後ろにいたヤンキーが一斉に朝陽達に向かって襲いかかる。


両脇から人が流れ込んでくる。


私は思わずぎゅっと目をつむった。


ードカッ、バキッ!


人を殴るような鈍い音がしてそっと目を開けると、
< 201 / 228 >

この作品をシェア

pagetop