幼なじみは最強総長〜同居したら超溺愛されました〜

そして、甘くなってるような………。



「一緒に寝るわけないでしょ。朝陽のバカ。朝陽は床で寝て。私は今日疲れたからもう寝るっ。おやすみなさい!」



顔が熱くなるのを感じながらベッドに入りスマホを放り投げるとガバッと布団を頭から被る。


バイトをやめてから夜早くに寝ることが多くなったので明日からはその時間を勉強に費やしたい。


そのためなら、今日は早く寝るに限る!


実際、今日は入学式だけだったはずなのにたまり場に行ったので精神的にも身体的にもかなり疲れが溜まっている。


帰りの車の中でもウトウトして危うく意識を手放すとこだった。



「はー?心美、寝るの早すぎじゃね。まだ9時だぞ?」


「寝るったら寝るっ。朝陽、話しかけてこないで!」



強気で言い返しているけど心臓はバクバクで今にも口から飛び出そう。


ああ、お願いだからこれ以上話しかけないで。


朝陽にドキドキするなんて私は重症かもしれない。
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