──何か彼に言わなきゃいけないことがあったはずなのに──
キャンプ場で川に落ちてしまった佳音(かのん)は病室で目覚めると、
自分の恋人で弟の親友のアラタ一人のことだけを、
何故かすっぽりと忘れてしまっていた。
彼の記憶だけがない状況に戸惑いつつも、
同じ会社に勤めている優秀な同僚でもある
年下彼氏のアラタにどんどん夢中になっていく佳音。
「もう、このまま失う前の記憶がなくても、
彼に愛されているなら、何の問題もないかな」
すっかり好きになった彼との関係に何の問題もないし、
無理して過去の記憶を取り戻す必要はないと思い始めた佳音の元に、
今は天才プログラマーとして活躍する
アラタの過去を知るという人物から謎の手紙が送られてきて……。
明るくて能天気な女の子が、
時折意地悪なハイスペック年下彼氏に翻弄されつつも、
溺愛されて幸せになる話。
- あらすじ
川に落ちてしまった佳音(かのん)は病室で目覚めると、自分の恋人で弟の親友のアラタ一人のことだけをすっぽりと忘れてしまっていた。
彼の記憶だけがない状況に戸惑いつつも、優秀な同僚でもある年下彼氏のアラタにどんどん夢中になっていく。
彼との関係に何の問題もないし、無理して過去の記憶を取り戻す必要はないと思い始めた時天才プログラマーとして活躍するアラタの過去を知る人物から謎の手紙が送られてきて……。