⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
だけど、桃は俺を求めてねーから。


いつまでも「幼馴染」でいるわけにはいかなかった。



嫌いなんてひどいこと言ってごめん。


本当は泣いてるときに手を添えようかと思って手を伸ばしかけたけど、〝何か〟が拒否してすぐに引っ込めた。



俺がそばにいてあげたかった。

できることならずっと。


俺が桃にとって1番の存在になって、「えへへ」て笑う桃の隣にいたかった。



だけどもうそれは叶わない。


桃を手放したのは俺自身ー…。



「あー…きっつ」


見上げる天井。


目がなんでか潤んで、一滴の涙がポロっとこぼれる。



俺は今日_自らの手で桃を手放した。

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