「やっと言ってくれる気になったのね!」



エドアルド様の求婚を受けてから数日後、私は今、ナタリアとお茶会をしている。

話があると言ったら直ぐに来てくれたのだけれど、入ってきて第一声がこれだった。



「えっと……リア?」


「だって、お話してくれるのでしょう?」



ウキウキした表情を隠しもせずに身を乗り出してくる。


もう少し、別の話をしてから本題に入るつもりだったのだけれど、どうしよう。

ナタリアがこんなに聞きたがっているとは思っていなかった。


最近忙しくてお茶会ができていなかったから、ナタリアも話したい噂話が沢山あると思っていたのだけれど……。



「あのね、リア……」



お茶にもお菓子にもまだ手をつけずに、目を輝かせているナタリア。



「最近はどう?」


「──ちがーう‼ もう、わたくしはシェリーのお話が早く聞きたいんですの!」



私の話の入りに納得できなかったらしい。

やはり、いきなり本題に入らなければいけないみたいだ。