輝きのままで
哀しいボーイフレンド
私の暮らすマンションは、駅から徒歩1分だ。

部屋でぼんやり、シュウジにもらったメモを眺めた。

この人は、本当に連絡欲しいのかな?

私には彼の本心が全くわからなかった。

たけど、そういえば私、緊張していたせいもあり、助けてくれたことや奢ってくれたことにお礼を言っていなかったことに気付き、私はシュウジにお礼のメールした。

すると、

「連絡来ないかと思ったから、凄く嬉しいよ!」

そう書かれていた。


その日から、シュウジは毎日メールをくれるようになり、放課後や週末にも、しばしば会うようにもなったのだ。
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