「未雷く…やめ…」
ベッドに移動して、身体中貪られている風愛。

「風愛」
「んんっ━━━━!!!?」
「覚えてる?」
「え?」

ググッと繋がり、風愛の顔を覗き込んだ。

「いい子にしないと、本当の意味で束縛するよって!」

「え?でも、既に私は未雷くんに束縛されてるようなものでしょ?」
「は?どこが?」
「だ、だって……私、未雷くんの許可がないと何もできないし、基本的には外出禁止で未雷くんと一緒じゃなきゃ外に出れない。気軽に友達にも会えないよ?」

「そんなの、当たり前!
風愛は俺の奥さんなんだから、俺が全て把握してないとダメ!!
外に出さないのは、俺以外の人間が風愛を見るなんて嫉妬で死にそうだから。
しかも俺がいないとこでなんて、考えただけで嫉妬に殺されそう。
買い物を一ヶ所にしてるのは、あのスーパーなら生活に必要な物は全て揃うし、あそこには男性店員がいないから。だからそこ以外はダメだ!
でもこれは“普通”のこと!
俺がいう束縛は、ずっと四六時中監視するよってこと!
赤星に監視させる。このマンションの中も全ての部屋に監視カメラ取りつけて、風愛は24時間365日、常に俺に見られながら生活するんだ!
……………いいの?俺は本当に実行するよ?」
真っ直ぐ見つめる未雷の目が、本気度を示していた。

「そ、そんなこと…やだよ……」

「……………風愛。
俺は、風愛“だけ”を愛してるよ?」
「それは、私も━━━━━」

「風愛は違うよな?」
風愛の額や頬にキスしていた未雷が、向き直って言った。
「え……?」

「99パーは俺を愛してくれてるけど、あと1パーは違うだろ?」
「え?」
「雄飛のこと、完全に絶ちきってないクセに」
「それは……」

「たった1パーだが、この1パーがくせ者なんだよなぁ。
雄飛もスゲーよなぁー
こんなに俺に依存してる風愛の心の中に、棲みつくことができんだから!」

ギシッとベッドが軋んで、未雷が動き出す。
「んんっ!!
未雷く…急に……」

「ほんと、目障りな男!!」
「あ……ぁ…んぁ…」
「いっそのこと……」
「やぁ……未…雷…く……」










「殺してしまおうか━━━━━━?」