本気の恋を、教えてやるよ。



そっと、扉を開けてやった。


……俺は確かに、何をしてでも君を手に入れたかったけど。


それ以上に、君の幸せを願っている。


でもこれだけは、許して。

まだこの気持ちを思い出にするには、もう少し時間が掛かりそうだから。


もう、困らせたりしないから。


「……好きだ」


あと少しだけ、想わせて。








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