「なんで私が進藤くんと日直なの?」
「教えてあげましょうか」
彼は左手の中指で下がった眼鏡を上げた。
「皆川くんが休んでしまったからです」
「知ってます」
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「ふたりだけになりましたね」
「それが何よ」
「僕は結構根に持つタイプなんですよ」
「だから?」
「何…する気?」
「知りたいですか?」
すべてはあの日の日直当番から始まった。
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書き始めたのは10年以上前、私が高校生のときです。
休み休み書いてようやく完結しました。
お見苦しい文章や都合のいいストーリー展開もありますがご容赦ください。
未完の「日直当番」とは、ストーリーが若干(大分?)異なります。
2022.1.23