禁忌は解禁された
神龍組
三年後━━━━━━

「ぱぱーー!」
「んぁ?もう起きたのかよ!?
はえーよ、お前……」
早朝に、颯馬に叩き起こされる颯天。

「ぱぱ、めし」

「は?飯じゃねぇ!ご、は、ん!
言葉遣い、気ぃつけろ!」

「もういい!!
ぎんじぃーーー!!」
颯天に怒られ、部屋を出た颯馬。
銀二を大声で呼ぶ。

「はい。颯馬坊っちゃん、おはようございます!」
「ぎんじ、めし」

「颯馬坊っちゃん、ご、は、ん。
言葉遣いをきちんとしないと、ママに叱られますよ?」
「え……やだ!
わかった。ちゃんとゆう。ぎんじ、ごはん!」

「はい!では、ダイニングに行きましょう!」

「うん!」
銀二と手を繋ぎ、ダイニングに向かった。



「「いただきます」」
颯天と颯馬が、一緒に朝食を食べ始めた。

「フフ…」
「なんだよ、暁生」
「なんだよ、あきお」
笑い出す暁生に颯天が言い、颯馬が真似をする。

「いや、食べる順番が、同じなんだなぁと思って!」

「真似すんな、颯馬」
「まねすんな、ぱぱ」

「ほんっと、そっくりですね!」
銀二も微笑む。

「うるせー」
「うるせー!
あ!ぱぱ」
「ん?」
「きょうも、ままにあいにいく?」

「あぁ、当たり前だろ?
毎日会いに行くよ!」

「まま、きょう、おきてるかな?」




「そうだな……起きてたらいいな……
飯食べたら、ママに会いに行こうな!」
颯馬の頭をポンポンと撫でる、颯天。


「あーー!ぱぱ、めしっていったぁーーー!」
颯馬に指差される、颯天。


「あ……やべっ…(笑)」

「ままにおこられるよ!」

「悪かった!ママには、言うなよ!
男同士の約束だ!」


みんなで、笑い合った。



< 82 / 85 >

この作品をシェア

pagetop