「ジェフリー、早く!」

「わかりましたよ」

ため息交じりに、六歳になったアンネの後を追うジェフリーに、私は少し申し訳なってしまう。

私の思いと、アンネの強い思いもあり、グレッグ様には温情がかけられた。
これからもグレッグ様はアレックス様の右腕として、そしてジェフリーはアンネの騎士として一緒にいることが条件になった。

そして、ミア様にも爵位をあたえ、無事婚儀も行えた。その采配にさすが私の夫、そう思ったのは内緒だ。