「伊織さん、今日から僕の秘書としてよろしくね。」


上品に美しく、まるで神様の最高傑作じゃないかと思うような顔に微笑み浮べ、右手を差し出し握手を求める、この男。



やっとここまで来た。
私はこの男に近づくため、どれだけ犠牲を払ってきただろう。


そう…今、目の前に居るのは…私が心から……………憎んでいる男だ。