お忘れっかもっすが!
僕んが
会長に無理クリ取らされた休暇と
いう名の出張捜索は
残念にも
実は
昨日までで終わっとって、
釣って、ドクターん説明聞いて、
とか本当んとこ
出来るわきゃなかったんすよ。
なので、
出勤を1日延ばしーのの本日!

久っさびさの
営業1課の風景!!
なんか、
すげー浦島感がパないっ。


「アマネよ!おきゃーり。お陰で
オレは馬車馬だったぞー!」

キヨヒコが資料丸めた
張りセンば、
パンパン鳴らして
デスクに行軍な。

「すまん助かった!このとーり」

ここはしっーかりっ
両手のシワとシワを合わせて
頭に掲げっ
南ぁ~無~で、
僕んは
キヨヒコに謝罪ポーズ。

「いいよ。さすがにカレンさんの
事もあるからな。大変だな。」

ま、キヨヒコには
昨日の時点で
事の顛末はメッセっといた。

「うー。まじな、それ、、
まずは戻って来れるんかよな」

僕んは唸って
キヨヒコが張りセンに丸めた
資料を受けとっと、
パラパラめくりーの確認しーの、

「病院、転院するんだろ?」

キヨヒコの問いに、
ため息つきーの、

「どっちにしろな、救急で
入っとるタイミングから
でもよ、そろそろ病院は
移らないかんみたくてな。」

キヨヒコに、
報告資料チェック完了で
親指立てーの
仕事内容さ、
ナイスパスぅーーに◯っと合図。

「ダメ出しさせるかよ!
腐っても2課長だぞ、オレ!
しかしよ、早めにこっちに、
連れてきた方がいいだろ?」

一応
不在中ん仕事報告ってことで
抑えた営業フロアんの
第3ミーティングルームに
キヨヒコと入る。

ガラス張りけど、
話声は100パー遮断やかんね。

「 もちのろん。僕も早よ
そーしたいんは山々よ。がな?
問題は、県またぐやろ?
ケースワーカーゆーのん?
県内出るとワーカーさんも、
厳しいみたいなんな。自分んら
でも病院なんか、ホスピス
なんか、あたらんならん。」

僕んが
さきん細々の、弱音を吐くと

キヨヒコが気ぃ使って
企業アンバサダーで置いとる
コーヒーマシンに
ローストコーヒーなんかを
セットしてくれる。

めずらしいな!おい?
これ何んの予兆?

「アマネの義兄のところは?
産婦人科しかないのか?」

キヨヒコが
カップホルダーに
使い捨てん
インサートカップしつつ聞くから

「お腹ん子どもいっから、
義兄さんとこも有りみたい
やが簡単やないていうとん。」

僕んは
ロの字に組んだ机ん一角に
まんま座った。

「そっか。あ、稟議はPCに
色々入れといたから、フォルダ
ー見てくれ。それと、 例の社長
夫人。アマネ大丈夫か?いくら
系列の取締役やってるからって、
ちょっと利害接待強要しすぎ
だろ?あんなの、
相手にしてたらキリがないぞ。」

キヨヒコが、
僕んの代打やってくれての忠告ね。
ありがたい。

「やっぱ、キヨにも言い掛かって
きたか。ちょ、考えるわ。」

お互い、椅子に座りゃいいもんを
学生時代さながら
机に腰掛け。

「で、問題は他でもない。
先に中だぞ、アマネ!!」

キヨヒコが人差し指をビシッと
立てて
僕んを刺しよる。
同僚ゆーより、こーゆー時は、
ダチ話だ。

「何ぃ?敵は社内にあり?て?
なら、もしかのヤシロ女史?」

手渡された
コーヒー口んして
僕んはキヨヒコを横目で見る。

「当たり。なんか女子に吹聴して
るぞ。アマネとの関係を匂わして
男女の仲みたいなな。しかも、
えらく確信的な態度なんだよ。
アマネ、ほんっとに、ヤって
ないだろうな?ヤシロ女史と。」

あ?キヨヒコよ 、
自分は
スペシャルローストかよ!
淹れてもらって何だがな!と
思ってからに即答よ。

「かんべんって。マジないって」

「だよなあ。じゃあ何なんだ?
それこそ、離婚間近みたいな事
も言いまわってるみたいだぞ?」

僕がおらん間に
鬱陶しい外堀埋めるたぁ、
ヤシロ女史、意外に手練れか?

「ヤバいな。本人吊し上げんが
手っ取り早っけど、今、ナシ
つけんのに会うんは、危険な」

「ん。オレも同意見。また、
撮られるぞ。確実にな。
しかもだ、アマネ出張扱いで休み
んだろ。それもさ、離婚間近か
で出向の前ふりとか噂、出てる」

キヨヒコが、顎に指をかけて
考えあぐねて、

「それも出所、おんなしか。」

僕ん言葉に頷いた。

マジ!
こーゆーお客さん、
ホスト時代におったわー。
拗らせ系とかメンヘラ系?
そんなん全然可愛えーもんよ。
それにな
わかってる、
わかっとるよ?それで飯食って
ヤってんじゃねーのって?

ほんでもね?
自己防衛せなあかんぐらいの
悪徳策略系とか
やっぱおんのよ。で、なきゃ
ケーサツいらんがな。

若干切れ気味思考で、
コーヒーを飲み干す。

「なあ、アマネ?なんか
おかしくないか?なんとなく」

僕んが
空なったカップとホルダー
分けてぇ
リサイクルボックス入れんを
見ながら
キヨヒコが 眉をひそめた。

「ヤシロ女史手練れ過ぎてか?」

「そうだよな。何かおかしい。」

「キヨの野生のカン発動な!」

「ちゃかすなよ。今回ばかりは
カレンさんの事もあるんだ、
ちょっと慎重になっておけよ」

「よーく考えっと、
そもそもカレンさんが家出たん
もヤシロ砲攻撃か、ラジャ。」

僕んとキヨヒコは
そーゆっと、
お互いの拳と拳を合わせて
第3ミーティングルームを
後にした。

僕らは、こーしていっつも
やってきたな!!