儚く甘い
次の日、目を覚まし、抜管したみわに隆文と裕介はこれからの話をみわにした。

アメリカの病院には家族でついて行くことも。

裕介から話を聞いていた母も、みわと一緒にアメリカに行き戦うことを決意している。


「私・・・生きられるかな・・・」
弱々しい声で言葉にしたみわ。
そばに居た母がすぐにみわを抱きしめる。

兄たちも達哉も、みわを見つめながら弱気になりそうな心を必死に奮い立たせる。

「生きるんだ。」
達哉の言葉に、兄たちも母も、そしてみわも達哉を見る。

本当は不安な気持ちを拭えない。
それでも強がりでも、揺らがないまっすぐな視線と言葉をみわに送る達哉。

「生きたい・・・」

みわの決断は病と闘う決断だった。
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