藤森北高校バスケット部
橘 優里亜
三年生のマネージャー。
一年生の時から、部活動に高校生活をささげるような毎日を送っている。
部員、監督からの信頼は絶大。
佐伯 はるか
期待のスーパールーキー。
中学時代のバスケットの実力は、全国レベル。
女子にとにかくモテるが、バスケット以外には興味無し。
お互いに興味を持った二人。
いつからかその興味は、特別へと変わっていき……
二人の中に『どうして?』という気持ちが生まれ始める。
そのすべての答えは『好きだから』
答えはすぐ近くにあるのに、気付けない二人。
周りを取り巻く人々との出来事が、二人の恋を後押したり邪魔したり!
初恋以来、恋をしていなかった優里亜。
優里亜は佐伯によって、忘れていた好きを思い出す。
一途にバスケットだけに愛情を注いできた佐伯。
佐伯は優里亜によって、バスケット以外への初めての好きを知る。
お互いの好きな気持ちと、バスケットボールへの思いは交差していく。
そんな二人が選んだ結末は……
- あらすじ
正式入部前日の昼休み。
佐伯は優里亜が外したシュートを、そのままゴールに叩き込む。
この時、優里亜は佐伯が期待のスーパールーキーだとはまだ知らなかった。
次の日、佐伯は優里亜がマネージャーをしているバスケット部に入部する。
ここから、二人の先輩後輩としての日々が始まった。
ただの部活の先輩と後輩だったはずなのに。
部活を通して、お互いが他の人とは違うという気持ちを抱き始めて……