エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】  ~続編更新中~

「どうする?続ける?」

早く入れて欲しいのになかなかくれない。

舌の先でコロコロと転がされて、わたしの中からジュワっと何かが溢れてくるのを楽しそうにみていた。

「すっげー感度。生理前?」

「だ、だったら避妊してくれるの?」

「―――ってわざわざ聞くってことは危険日じゃないね。じゃあいいじゃん、責任とるよ俺。夫婦になろうよ」

普通に会話していても手の動きは止めてくれない。
こんな快楽を与えておあずけするなんて卑怯だ。
結婚を脅迫しているようなものじゃないか。

あたまではそんなことを考えられるけど、
再び分け入ってきたときには避妊がどうでもよくなってしまった。

一時の快楽に溺れる。

「すげえかわいい・・。俺と結婚して?――子供作っていい?」

「だぁからぁ―――、順番があるでしょうが」


なんて言いながらも彼に揺すられながら子宮奥に響く快感にあらがえない。

このまま最後までされててもいいとさえ思ってしまう。

だって密かに私だっていいなって思えてた(ひと)だったし。

その人と結婚だなんて嬉しすぎるけど、こんな無理やりなのは悲しくなってしまう。

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