「莉杏、今日はテレビは見るなよ」

「え? はい、分かりました」


 朝の八時、朝食を食べていると琉唯さんは隣で買ってきたであろうサンドイッチを食べながらそんなことを言い出した。


「なんでダメなんですか?」

「話をしたいんだ……莉杏と」

「話、ですか?」


 話だったらテレビがあってもできるんじゃないかな、と思うけど琉唯さんは私とお話をするというか準備満タンだ。

 ビニール袋の中身が見えてます……カードゲームにサイコロゲームに、知恵のパズルに他にもいろいろと。


「それにこういう機会でしか遊べないだろう?」

 琉唯さんは、なぜかワクワクをした表情をしている。さっきまではお話がしたいって言っていたのに……どうしたんだろうと思いながらもキラキラさせている彼を見るのが初めてで可愛らしいなぁ、なんて思った。

 それから、ババ抜きに大富豪に七並べにとトランプゲームを制覇して知恵のパズルやテーブルゲームの積み上げられたタワーを一本抜いて積み上げていくというのを永遠にやった。