私と裕翔くんの同居が始まってはや1週間が過ぎようとしていた。



日々が過ぎるのは本当に早くて、私の学校はもうすぐで夏休みだ。6月から8月までの3ヶ月間が私が通う条聖学院高校の夏休みだ。



沢山のお嬢様やお坊ちゃまが通うこの学院には世界的に有名なグループの人達が集まっていて、特に夏になるとみんなはお見合いやお稽古で本当に忙しくなるのだ。



世界で活躍する両親の会社の後を継ぐ後継者として私も日々努力を積み重ねている。



今日は夏休み前日!明日からはお稽古の日々で大変だけど、隣に裕翔くんが居てくれるだけで私はなぜだか頑張れる気がするんだ。



「裕翔くんっ!学校行こうよー」



でも、肝心の裕翔くんは、……。



「んー、桜十葉……。もっと寝てよ〜……」



そう言って私の腕を掴んでベッドへと連れ込むんだ。ベッドに入れば抱きしめられたまま裕翔くんからのオネダリのちゅー。
私はこんな恥ずかしいことにまだなれることは出来ない。



でも、触れるだけのちゅうばかりしていると裕翔くんの深い深いキスの嵐のせいで学校に行けなくなった時もあるから、今はできるだけ長く、深いキスをしようと頑張っている。



「んっ……、ぁっ……んぁ」



どこから出ているのか分からないと思うほどの甘い声が私の口から漏れる。さっきまでは私が裕翔くんのお腹の上に乗っているという体勢だったのに、立場は逆転。



濡れた唇を手の甲で拭った裕翔くんはニヤリと怪しい笑みを浮かべる。