★★★★★
狂喜と愛の狭間の精神世界
かつてのゴッホやモネを想わせるこの作品は、晩年の画家の精神世界のようだと思った。

愛の狂喜に堕ちた男が、日常を捨て罪に苦しみながらも、ひたすら自分の世界に欠けた色を求めてさ迷う。

樹海のような彼の中を変えたのは、一人の男と、少女だった……。


まるで映画のように、色鮮やかな作品です。

その類い稀な才能に嫉妬すら覚えるほど、特に中盤からの下りには強い感銘を受けました。

深い心理の世界がお好きな方には、かなりオススメの逸品です。

まさに、異質。

されど、芸術です。
ハラグロ
09/02/25 23:03

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