こころが揺れるの、とめられない
こころが揺れるの、とめられない

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昨日の夜は、なかなか寝つけなかった。

三澄くんときちんと仲直りできるかどうか不安でいっぱいで、緊張の糸がピンと張り詰めたままだ。

叶わない想いを抱いていることに対する痛みや、誰にでもできるキスに対する悲しさが、わたしを苦しくさせる。


……だけど、それ以上に、絵の練習はどうなっちゃうんだろうってことが、気がかりだった。

せっかく、三澄くんの力に、なれそうだったのに——。

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