《第一話~第三話のプロット》

【第一話】
魔導具店に勤めるロザーリアが帰宅したところ、いじめっ子のフラントがロザーリアの父親と話をしていた。どうやらフラントは次の人事異動で第三騎士団の団長になるらしく、それの報告に来ていたようだ。
フラントが苦手なロザーリアは挨拶だけしてその場から逃げようとしたところ、フラントに捕まってしまう。そしてフラントはロザーリアに求婚する。「ロザーリア。俺と結婚して欲しい……」
ロザーリアの父も母も喜んでいる。フラントを別な部屋に呼び出したロザーリアは彼の企みを問い質す。「ちょっと、結婚ってどういうことよ」
どうやら、団長になる条件が『結婚』のようで、このままでは見知らぬ女性と結婚させられてしまうと言うのだ。『報酬』を条件に彼と『契約結婚』をすることを決めたロザーリア。きっちりと契約書を交わす。

※苦手な男性がヒロインの元に押しかけて、契約結婚をするまでが第一話。


【第二話】
フラントと騎士団の官舎で過ごし始めるロザーリアだが、基本的な生活は結婚前と変わらない。だが、フラントは団長という立場があるため、官舎に住む他の団員の家族とも仲良く過ごして欲しいと、ロザーリアに頼む。
「できれば、他の団員やその家族とも仲良くして欲しい」
「だって。この契約書にはそんなこと書かれていないでしょう?」
それは結婚時の契約に含まれていないことから、オプション契約を結ぶ。
ロザーリアは官舎暮らしにも慣れ、他の家族とも仲良くなる。フラントは楽しそうにしているロザーリアを見て嬉しいと思いながらも、彼女が他の男性騎士と話をしていれば、嫉妬する。
ロザーリアには団員の家族と仲良くなってもらいたいと思う反面、他の男とは喋ってもらいたくないという思いが、フラントを苦しめる。

※結婚時の契約に含まれていない内容は全て『オプション』として追加報酬を要求するロザーリア。そして、そのオプション契約を遂行するために他の騎士達と仲良くする彼女を見て嫉妬するフラントが第二話。

【第三話】
ロザーリアとの生活が楽しいフラントではあるが、なぜか物足りなさを感じていた。それを部下であるマイケルに愚痴る日々。マイケルは「新婚なんだからいってらっしゃいの口づけをしてもらえばいいのでは」と適当に提案する。
いいことを聞いたと思ったフラントは、それをロザーリアに要求する。
「ロザーリア。オプション契約を追加する。毎朝、俺に「いってらっしゃい」の口づけをしろ」「はぁ? いくら?」と尋ねながらも、ロザーリアはこれも『オプション』として契約をする。
契約後、毎日口づけをする二人だが、何度も口づけを交わすたびに、ロザーリアの気持ちにも変化が現れる。
(毎朝口づけって、新婚みたい……)

※オプション契約によって口づけをする仲になる二人と、それによるロザーリアの心境に変化が現れるまでが第三話。

【プロットおしまい】

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